賃貸物件のお部屋探しにおいて、どのように探せば良いかコツがわからない方も少なくありません。
理想のお部屋を見つけるためにも、ぜひコツをしっかり把握してから臨みましょう。
今回は賃貸物件のお部屋探しで重要なコツを、タイミング・事前準備段階・内見の3点に分けて解説します。
賃貸物件の部屋探しで大切なコツ「タイミング」
賃貸物件への引っ越しを計画したら、早めに動き出す必要があります。
どの部屋にするかスムーズに決まった場合でも、審査・契約手続きなどでそれなりの期間が必要になるためです。
しかし、物件を決めるのが早ければ早いほど良いというわけではありません。
賃貸物件で仮押さえができることは少なく、部屋を決めてから2週間～3週間のうちに入居しなければ、住んでいなくても家賃を求められるでしょう。
そこで、部屋探しを始めるのにベストなタイミングは入居したい日の1～2か月前となります。
やや遅めの1か月前から部屋探しを進めるなら、引っ越しの準備も並行して進めておきましょう。
賃貸物件の部屋探しで大切なコツ「事前準備」
後悔しないお部屋探しをするためには、事前準備の段階で払える家賃の上限を決めることが重要です。
一般的に家賃は手取り収入の1/3程度までとされますが、経済事情によってはもっと安い家賃を上限にしなければいけません。
車のローンが残っている・結婚や子育てのために貯金したいといった方は、もっと安い家賃の物件を選ばないと毎月の支払いが苦しくなる可能性があります。
次に決めるべきは立地と間取りで、希望する立地や間取りで家賃を満たすのが難しいなら、部屋数を減らす・駅までの距離を遠くするといった妥協が必要です。
最後に考えるのは部屋の条件で、どうしても譲れないこだわりの条件と妥協できる条件に分けると部屋選びで迷うことが少なくなります。
賃貸物件の部屋探しで大切なコツ「内見」
良さそうな賃貸物件を見つけて内見に行くときも、いくつかコツがあります。
室内・建物・周辺環境それぞれの要チェックポイントを押さえておきましょう。
室内でチェックしたいポイントは、間取り図だけではわからない遮音性・日当たり・窓の大きさ・収納の広さなどです。
間取り図を持参し、必要に応じてメモを取るようにしましょう。
建物全体を見るときに目を向けるべきポイントは、共用部分にしっかり管理が行き届いているかです。
階段や集合玄関がしっかり掃除されているか、ゴミ置き場が荒れていないかなどをチェックしておきましょう。
最後に、建物周辺を実際に歩いてみて近隣の治安の良さ・最寄り駅までの経路などを調べておくのがおすすめです。
「駅まで徒歩〇分」はあくまで目安で、実際に歩いてみると信号待ちが多かったり階段の昇り降りなどで時間がかかったりする可能性があります。
まとめ
賃貸物件の部屋探しは1～2か月前から余裕をもって始め、じっくり選ぶ時間を作ることが大切です。
時間があるほどしっかり内見にも時間をかけられるため、入居後にイメージが違ったと後悔するリスクを少なくできるでしょう。
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