賃貸物件の賃貸借契約では、締結前に物件に関する重要事項説明を聞かなくては物件を借りられません。
しかし、初めての賃貸物件を借りる場合、どのようなことに気を付けて聞いたら良いのかわからない場合もあるでしょう。
今回は、賃貸物件の重要事項説明とは何か、よく聞くべきポイントやIT重説という方法についてご紹介します。
賃貸物件の賃貸借契約における重要事項説明とは
賃貸物件における重要事項説明とは、契約前に宅地建物取引士が借主に対してお部屋や契約条件に関する一部の重要な情報を共有することです。
また、その説明内容を書面にして交付したものを重要事項説明書と言います。
重要事項説明の内容としては、所在・構造・面積・ライフラインの設備状況といった対象物件に関する事項や、契約期間や契約解除など主に取引条件に関する事項など多々にわたります。
賃貸物件の重要事項説明でしっかり聞いておくべきポイント
賃貸物件の賃貸借契約における重要事項説明でとくに借主が聞いておくべきなのは、ライフラインに関するポイントです。
飲用水・電気・ガスなど生活に必要なライフラインの供給施設は借主が選んで契約できますが、ガスに関しては物件によって利用できる種類が違うため、該当の物件がどちらであるか確認してから契約しましょう。
また、貸主からあるいは借主から契約を解除する理由や方法に関しても聞いておく必要があります。
借主の生活態度に問題があり、設備を壊したり勝手に内装を改修されたりした場合は貸主から契約解除される可能性があるため、その条件を聞いておき守るようにしましょう。
また、借主が引っ越しなどで契約解除する場合は、何日前までに貸主に通知する必要があるのかという解約予告期間についても説明を受ける必要があります。
賃貸物件の重要事項説明におけるIT重説とは
賃貸借契約の重要事項説明をオンラインで受けることを「IT重説」と呼びます。
IT重説では、事前に重要事項説明書や必要な添付書類を郵送などで送ってもらい、オンライン機器によって宅地建物取引士とテレビ通話でやり取りし説明を聞きます。
説明自体はオンラインでおこなえますが、書類はPDFデータなどに電子化できず、紙での交付が必要となります。
相手の顔や書類などが画面で確認できれば良いので、使用する機器はパソコンでもスマートフォンでも構いません。
わざわざ不動産会社に出向かなくとも重要事項説明が聞けるため、導入している不動産会社も増えています。
まとめ
賃貸借契約を結ぶ前には、宅地建物取引士からお部屋の設備や契約条件に関する重要事項の説明を受ける必要があります。
賃貸物件に関する重要事項説明は対面だけでなくオンラインでもおこなえるため、現在遠方に住んでいる場合は不動産会社に申し出てみると良いでしょう。
ジムテナはトレーニングジム・フィットネスジムが開業可能な不動産物件の専門サイトです。
ジム開業をお考えの方は是非ジムテナにお任せ下さい。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓