賃貸物件を借りるためには入居審査をクリアしなければならないことをご存じでしょうか。
「気に入った賃貸物件があったのに、入居審査に落ちてしまった」という事態を避けるためにも、ぜひ入居審査について知っておきましょう。
今回は賃貸物件の入居審査とは何か、審査で重視されるポイントや審査に落ちる方の特徴も合わせて解説します。
賃貸物件の入居審査とは?
賃貸物件を借りるときは、まず貸主や管理会社、保証会社に入居申し込み書や本人確認書類などの必要書類を提出し、入居審査をクリアする必要があります。
入居審査とは、入居希望者がその物件で暮らすのにふさわしい人物なのか、信頼に足る人物なのかを判断するための審査です。
入居審査にかかる期間は3〜10日程度が一般的ですが、不動産会社の繁忙期である1〜3月に申し込んだ場合や保証会社を利用する場合は、審査により長く時間がかかる傾向があります。
賃貸物件の入居審査では年収が大きなポイント!
賃貸物件の入居審査でとくに重視されるのが、家賃の支払い能力があるかという点です。
求められる収入額に明確な基準はありませんが、一般的に家賃が手取り月収3分の1以内であれば審査にとおりやすいと言われています。
この基準を満たすためには、家賃が月額5万円の物件であれば手取り年収180万円、月額8万円の物件であれば手取り年収288万円が必要です。
なお、求職中の方や収入がこの基準を下回っている方でも、十分な貯蓄があれば入居審査をクリアできる可能性があります。
貯蓄額の目安は、収入がない状態でも1〜2年は家賃が払え、生活費も賄える程度の金額です。
賃貸物件の入居審査に落ちる方の特徴
家賃に見合った収入がないこと以外にも、賃貸物件の入居審査に落ちる方の特徴があります。
1つ目は、過去に賃貸物件の家賃を滞納したことがあるケースです。
保証会社間では家賃の滞納記録が共有されているため、以前に利用していた保証会社と違う保証会社を利用しようとしても、滞納履歴を理由として入居審査に落ちる可能性があります。
「うっかりして家賃の振込が1〜2日遅れてしまった」などの理由であっても、何度も繰り返していると入居審査に影響します。
2つ目は、カードローンなどの借金を滞納したことがあるケースや、自己破産をしたことがあるケースです。
これらの履歴は信用情報機関に記録されている(いわゆる「ブラックリスト」に登録されている)ため、入居審査に落ちる可能性が高いでしょう。
3つ目は、入居申し込み前に不動産会社の担当者に横柄な態度をとったり、不潔な身なりをしていたりしていて相手の心証を損ねたケースです。
「入居後にほかの入居者とトラブルを起こすかもしれない」「物件を傷つけたり不衛生な状態にしたりして退去時に問題になるのでは?」と懸念され、入居審査に落ちるおそれがあります。
まとめ
賃貸物件の入居審査では、家賃が手取り月収の3分の1以内であれば審査にとおりやすいと言われています。
ただし、過去に賃貸物件の家賃を滞納したことがある方やいわゆる「ブラックリスト」に登録されている方は、入居審査に落ちる可能性があります。
ジムテナはトレーニングジム・フィットネスジムが開業可能な不動産物件の専門サイトです。
ジム開業をお考えの方は是非ジムテナにお任せ下さい。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓