賃貸物件には、初期設備としてキッチンやトイレなどが備わっています。
もし初期設備に破損がみつかったとき、破損をさせてしまったときに、そのまま放置するとトラブルになる可能性があります。
正しい対応をしなければ損をするかもしれません。
今回は、賃貸物件の初期設備に破損があった場合の対応方法と注意点をご紹介します。
賃貸物件の初期設備とは
初期設備とは、入居した時点で最初から設置されている設備のことです。
物件によって初期設備の種類は異なりますが、基本的にトイレ・キッチン・エアコンは設置されていることが多いです。
そのほかに、給湯器・コンロ・洗面台・温水洗浄便座などが設置されていることもあります。
もし、どれが初期設備かわからない場合には賃貸借契約書や重要事項説明書で確認が可能です。
賃貸物件の初期設備が破損した場合の対応方法
破損を発見した場合は、すぐに大家さんまたは管理会社に連絡をしてください。
基本的には、災害が原因の場合や長期間の使用で経年劣化が原因であれば、大家さんや管理会社が修繕をおこない、費用も負担してくれます。
ただし、破損をみつけて大家さんに連絡をせず自己判断で修繕をした場合、後々に費用を請求しても支払ってもらえない可能性があります。
また、入居者が故意に破損させた場合は、修繕費用の負担は入居者になるので注意しましょう。
何はともあれ大家さんや管理会社に「設備が破損している」と連絡をして指示を仰いでください。
それが正しい対応方法となります。
賃貸物件の初期設備が破損した場合の注意点
破損した場合の注意点は、3つあります。
1つ目は、迅速に大家さんや管理会社に設備が破損したことを報告してください。
この連絡が遅くなればなるほど、破損状況も悪化する可能性があるので注意しましょう。
2つ目の注意点は、前の入居者が置いていった残置物が破損した場合の対処法についてです。
残置物が破損した場合、入居者の判断で修理または処分をおこなわなければなりません。
そのため、破損した設備が残置物なのか初期設備なのか判断が難しい場合には、賃貸借契約書や重要事項説明書で確認をしましょう。
3つ目は経年劣化や生活しているうえでつく常識的な範囲ではない、と判断された破損に関しては退去時に原状回復義務により入居者が費用を負担する可能性があることです。
敷金から原状回復費用を差し引きますが、敷金だけでは足りない場合に別途費用を請求されるケースもあるので注意しましょう。
まとめ
賃貸物件の初期設備が破損した場合に、費用を負担するのは誰なのか、対応方法や注意点などをご説明しました。
まずは、どれが最初からあるものなのかを確認し、設備が破損した場合には速やかに大家さんや管理会社に連絡をしてください。
なかには入居者が費用を負担するケースもあるので、賃貸借契約書や重要事項説明書を確認しましょう。
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