賃貸物件で暮らしていると、思いもよらないところからトラブルが発生することもあります。
もし現在トラブルに巻き込まれているならば、解決に向けて早急に行動することが大切です。
そこで今回は、賃貸物件でトラブルが発生した際の問い合わせ先・トラブルを解決するコツ・トラブルの対策方法を解説します。
賃貸物件でトラブルが発生した際の問い合わせ先
賃貸物件で発生しやすいのが、ほかの入居者や近隣住民による騒音などのトラブルです。
こうしたトラブルが発生したら、相手に直接話をするのではなく、大家さんや管理会社に相談しましょう。
相談先の電話番号など具体的な問い合わせ先は、賃貸借契約書で確認できるでしょう。
また、賃貸借契約やお金のトラブルが発生した場合には、専門機関が問い合わせ先となります。
敷金の返還や退去などを巡る法的なトラブルであれば、日本司法支援センター法テラスがおすすめです。
賃貸借契約のキャンセルなどにおけるトラブルは、一般財団法人不動産適正取引推進機構に相談してみましょう。
契約や原状回復費用などに関するトラブルは、自治体の相談窓口・消費生活センター・独立行政法人国民センターで相談できます。
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賃貸物件で発生したトラブルを解決するコツ
まず、どのような種類のトラブルであっても、怒りを抑えて冷静に相談することが大切です。
冷静さを失った状態で相談しても、うまく伝わらずにトラブルが長引いたり悪化したりすることもあるでしょう。
また、トラブルが発生した際には、証拠として写真・動画・音声を保存するのも解決するコツです。
とくに、騒音トラブルなどの場合には、日時や音量がわかる形で証拠を残すようすると良いでしょう。
さらに、賃貸借契約に関するトラブルが発生したら、入居時に渡された賃貸借契約書の内容をチェックすることも大切です。
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賃貸物件でトラブルに巻き込まれないための対策方法
退去時の原状回復のトラブルを防ぐには、国土交通省や各自治体が公開しているガイドラインを参照してみましょう。
ガイドラインには、トラブルの際の対応方法やよくあるトラブル事例が掲載されているので、知りたい情報が得られるでしょう。
また、騒音トラブルに巻き込まれたくない場合には、トラブルが起こりにくい部屋選びを心がけることも対策方法の1つです。
たとえば、小さなお子さんがいて階下への騒音を気にされる方は1階の部屋を、上階からの騒音に悩まされたくない方は最上階や角部屋を選ぶなどです。
そのほかにも、生活音によるトラブルの解決方法として、床や壁へ防音マット・遮音シートの設置や防音カーテンの設置なども検討してみましょう。
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まとめ
賃貸物件でトラブルが発生した場合には、大家さん・管理会社に相談し、内容によっては専門機関へ問い合わせしてみましょう。
写真や録画で証拠を残したり賃貸借契約書の内容を確認したりするのも、トラブルを解決するコツとなります。
トラブルを起こさないためには、物件選びや生活音の抑制にも配慮しましょう。
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